大人アウトローの内なる色気を引き出すビター系アイテム。

若いときはインパクトさえあえれば良かった。イカツくてド派手で街の視線を釘付けにする・・・そんなアウトローファッションを卒業したい大人のヤカラとしては、男の色気を醸し出すような装いを心掛けたいものだ。ではどんなアイテムなら色気を出せるのか？ 雑誌ビターでは大人アウトローに相応しい艶のあるファションを提案しているので、ビターに掲載されているようなアイテムをチョイスすることが近道となる。

カウチンニット

すっかり定番人気となったニットアイテムだが、色気を引き出すならちょい甘めなカウチンタイプがいい。ザックリと編み込まれたニットに、さまざまに描かれた模様が特徴のカウチンニット。甘めを印象づけるザックリ感が魅力のビター系アイテムだ。この手のタイプのニットをアウトローなブラックスタイルに取り入れることで、手っ取り早く男の色気のニュアンスをアピールすることが可能となる。

ルックスはひたすらソフトに徹するが、ブラックベースを選べば適度に男っぽさも見せられること間違いなし。カラーリングや模様は極力男っぽいものを選びたいところだ。クロスの模様だったり、カラーが適度にハードだったり、そんなカウチンニットをチョイスし、さらにインナーもロックテイストにしたり、ダメージ加工のハードなデニムパンツなどを合わせれば、カウチンのソフトな印象も適度にアウトロー感を演出できる。

ボーダー柄＆ドット柄

ボーダーや水玉ドットはぬけ感のあるブラックのコーディネートをわかりやすくアシストしてくれる優れもの。ボーダーのカットソーやドット柄のシャツ、パーカなど、男の色気を醸し出すビター系コーディネートのディテールアップを計るなら、ぜひ起用してほしい。無地のアウターや無地のニットに同じく無地のインナーを合わせては、男の色気たっぷりな甘さが出にくいが、ボーダーやドット柄のアイテムを使うだけで印象は激変する。

武骨テイストと一切排除した、甘さのある黒コーディネートには効果抜群のドット柄アイテム。シャツで使いたい場合は細かいドットをチョイスすると、より大人っぽく見せることができる。ボーダー柄はダークトーンの色味が近い細ボーダーのカットソーやカーディガン、ポロシャツなどをチョイスしたい。ボーダーやドットは冬のコーディネートにありがちな重さも回避できるので、ぜひ覚えておきたい。

シープスキンブーツ

手っ取り早く脱ゴツめをするにはシープスキンブーツを活用したい。フェミニンなアイテムとして代表的なシープスキンブーツは、甘さとぬけ感をアピールできる便利なアイテム。細身のパンツをブーツインで履きこなせば、男の色気溢れるブラック系のコーディネートに於いても、ほっこりした可愛らしさを漂わせられる。

丸みを帯びたフォルムが可愛らしいムートンブーツ。新鮮味あふれるアイテムなので、底冷えする真冬にこそ履きこなしてほしい。ブーツはブラック以外にもグレーやネイビーもオススメ。

ビッグフェイスの腕時計

腕まわりはビッグフェイスのリストウォッチできらびやかに遊びを効かせたい。男の色気があるビター系のファッションスタイルにぴったりハマる腕時計といえば、質実剛健なタイプよりもガガ・ミラノをはじめたとしたデザインに遊び心を効かせたモデルがオススメ。人気のあるガガもいいし、他のブランドからも良作が揃っており、価格帯や用途に応じて選びたいところだ。

ガガ・ミラノらしいビッグフェイスの存在感は抜群。今やビター系のイバリの効くアイテムとして欠かせない。特にブラックは合わせやすい。カラフルな文字盤が目を惹くカーティスのリストウォッチもいい。比較的ベーシックなフォルムは合わせやすく、芸能人などの愛用者も多数という、ステイタス性も申し分なし。