イバリもステイタスもお墨付き、一生付き合っていける黒の名品

そう簡単に手は出せないけれど、間違いなく長きに渡り愛用できる。10年どころか30年、いや一生付き合っていける。そんなイバリが効いてステイタスもお墨付きな黒の名品が世の中には存在する。ブラックはアウトローファッションには欠かせないカラー。渋谷系ブラックカジュアルやオラオラ系、ルードなバイカー系ファッションにも黒は重要な色と言える。一流ブランドの豪華主義を身にまとって、ぜひともネクストレベルのブラックコーディネートを目指してほしい。

VANSONのシングルライダースジャケット

着込むほど身体に馴染んでゆく、イバリの効くアウターの最高峰モデルといえるVANSON(バンソン)のシングルライダース。アメリカ、マサチューセッツ州の州都ボストンで産声を上げたバンソン。1975年誕生とブランドヒストリーは比較的若いものの、三十数年にして世界最高峰レベルのレザーカンパニーへと発展を遂げた。いまやバイカー達が絶大な信頼を寄せるブランドだ。

熟練の職人たちによる、丁寧で妥協を許さないハンドメイド工法は深みのある重厚な質感を生み出し、何十年にも渡って愛用できる耐久性を裏打ちしている。ヘヴィーな着心地から徐々に自分の身体に馴染ませてゆく快感を、バイカーやアウトローなら一度は味わってみたいものだ。

Harley-DavidsonのヴィンテージTシャツ

非常に希少価値の高いレアなTシャツを、初夏のブラック系コーディネートに贅沢に使いたい。リアルバイカーなブラックコーデにこだわるなら、Harley-Davidson(ハーレーダビッドソン)オフィシャルのヴィンテージTシャツという選択もアリだろう。1970年代から1980年代を主とするヴィンテージTシャツは、製造枚数が非常に限られた上に、マニアの間でもコレクションアイテムとして認知されていることから、いわゆるレア物に位置する。

よって価格もコンディションが良ければ良いほど高価になるが、ハーレーダビッドソンのヴィンテージTシャツを着ていれば間違いなく、大人のファッションの達人をも唸らせること間違いなしだろう。

ROCKMOUNTのレザーウエスタンシャツ

ウエスタンシャツの代名詞的ブランドといえばROCKMOUNT(ロックマウント)。老舗が紡ぎ出す極上の機能美を羽織ろう。ロックマウントはウエスタンシャツの基本形を作り出し、ダイヤモンドスナップボタンやヨークなど、60年以上不変のディテールは全てのシャツに影響を与えており、日本でも高い人気を誇る。

レギュラーモデルや別注モデルなど様々存在する中で、最高峰に位置しているのが、カウハイド(牛革)を使用したレザーウエスタンシャツ。美しい艶と柔らかで繊細な質感は、一生ものと瞬時に悟れるクオリティ。シャツ10枚分の出資は、決して高い買い物ではないはずだ。

CHROME HEARTSのレザーウォレットとウォレットチェーン

CHROME HEARTS(クロムハーツ)はアメリカのバイカーから口コミで火がついた、ハリウッドセレブも御用達の大定番ブランド。このカリスマブランドは幅広い世代から「憧れのアクセサリーブランド」として支持されている。現在では当たり前のようにハンドメイドのシルバーアクセサリーが代表アイテムとして認知されている。

しかし元はバイカー向けに作ったレザーアイテムが主力アイテムであり、あのレナード・カムホートがブランド参加してからアクセ人気が突出し始めた。よって、複雑な造形を見せる独特のアクセサリーばかりでなく、レザーウォレットなどの革製品も、クロムハーツの得意とするアイテムだったりする。

HTCのスタッズベルト

ジップ・スティーブンソン氏による渾身のスタッズ使いがファッショニスタを虜にするHTC(Hollywood Trading Company)のスタッズベルト。武骨なバイカー系ファッションやアウトロースタイルに必要不可欠なHTC。ハリウッド・トレーディング・カンパニーを略したブランド名は今やスタッズベルトの代名詞的な存在になっており、国内外のファッションフリークを魅了している。

1930~50年代に存在したとされるスタッズベルトにインスパイアされた手作り感が、ウエストに深みのあるアジを提供してくれる。市場価格は総じて4万円以上の値をつけているものの、一念発起して入手するだけの満足感と優越感は200%得られること間違いなし。

BORSALINOの中折れハット

イタリア発の世界最高峰ハットブランドは、150年以上変わらないダンディーの象徴。1857年、ジュセッペ・ボルサリーノにより設立されたBORSALINO(ボルサリーノ)。中折れハットといえばこのブランド名が連想されるほど、長きに渡り世界中の紳士達から支持されており、上質な素材、厳密な製造過程は比類なきハイクオリティな商品を生み出している。

非常にキメの細かいフェルト、絹のように滑らかな肌触り、そしてごく自然に馴染む被り心地。ひとたび身につければ、もう他の物は手に出来ない。最高の贅沢を落とし込み、ちょっと背伸びしてみるのもいいかもしれない。


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