ショーパンかクロップドか、V系らしい夏のボトムスの着こなし
V系らしい夏のオシャレを楽しみたいなら、ボトムスの丈の長さにこだわりたい。ショートパンツとクロップドパンツ、それぞれのコーディネートをマスターし、味のあるヴィジュアル系セクシーなボトムスコーデで攻めまくるべし。
ショートパンツ
年々暑くなっている日本の夏。いまやメンズのボトムスにショートパンツは必須のボトムスなのは間違いない。3~5分丈のパンツが一般的に人気があるが、V系らしいショーパンはヒザが見え隠れするぐらいのアイテム。もちろんオシャレ上級者は大胆にヒザを見せるのもアリだ。
カーゴなどミリタリー系のショーパンの足元はゴツめのブーツがキマる。トップスは遊び心のあるプリントTシャツでライトに着こなしのがいいだろう。ゆったりめのショーパンにはビッグTシャツを合わせるルーズなシルエットに、グラデュエーターサンダルなどのハードな印象のサンダルでスパイスを加えよう。
スタッズ付きやヒョウ柄のショーパンはV系らしい着こなしに最適なアイテム。そんなロックな印象のショーパンには、ノースリーブのブラックカーデやスカルのウォレットチェーンなど、合わせるアイテムにもロック要素を散りばめるのがコーディネートの基本。
V系ロックらしく黒ベースでキメるなら、軽さを出すのにショートパンツが最適だ。ヒョウ柄などをポイント使いするとよりV系っぽさが出せる。ヒザ上丈のショートパンツには、シンプルなアイテムで統一して、男の色気をにじませるのがオススメだ。またロングカーデを合わせて、アンバランス感を出すのもいいだろう。足元はサンダルで涼し気にキメたい。
ショートパンツに合わせる靴はなにがいいのか? クロップドパンツよりもちょい短めで開放感のあるショーパンは、夏のスタイリングの必須アイテム。合わせる靴によって、モード系にもV系にも自在にアレンジできるのが魅力。中でもハードめなロック系にシフトさせるのがオススメだ。ゴツめの靴を合わせてロックに着こなすべし。
ヒョウ柄はロック系コーデの強い味方。V系好きの心に刺さるエッジの効いたブーツで色気をプラスしよう。ダメージ加工やシワ加工を施したパンツには、タイトなブーツと合わせて渋くキメたい。カジュアルなパンツには、あえてシックなブーツを合わせて大人っぽさをミックス。スウェット素材の柄パンツには、シンプルなブーツを合わせてコーディネートをハードに引き締めよう。
クロップドパンツ
クロップとは切り取るという意味で、裾を切ったような7分丈ぐらいの長さのパンツのことを指す。ショートパンツよりも若干ハードルが低いこと、オシャレ上級者でなくとも着こなしやすく、スニーカーやゴツめブーツとも相性がいいのも魅力だ。
ボリューム感のあるサルエルパンツには、タイトなトップスをコーディネートしよう。メリハリ感を楽しみたい人にオススメ。柄物のクロップドには、サマーニットなどを合わせてフェミニンに仕上げるがいいだろう。明るめカラーのレイヤードなら女子ウケも期待できる。シンプルなクロップドには個性派ベルトでインパクトをプラスしよう。
シンプルな長め丈のクロップドパンツには、渋めコーディネートの強い味方。チラ見せのくるぶしから男のフェロモンを漂わせる。軽快に見せたいならクロップドにサンダルを合わせることで軽さを演出できる。トップスはルーズなガウンなどで艶っぽさをを出すのとV系っぽいスタイルに仕上がる。
クロップドパンツに合わせる靴はなにがいいのか? 丈の長さやシルエットのバリエーションが豊富なクロップドパンツは、合わせる靴によって印象が変わるから、コーディネートの楽しみ方も無限にある。とくにミリタリーMIXな組み合わせは鉄板なので、ミリタリーMIXでワイルドに攻めて、自分流の足元スタイルを見つけよう。
シンプルなサルエルパンツは、マルチに使える便利なパンツ。ハイカットのラバーソールなどを合わせれば、足元のインパクトは完璧。ヒョウ柄などの柄物のサルエルは、編み上げの武骨なブーツと合わせてハードに穿くのがマスト。ビョウを施すなどしたロックなデザインのクロップドは着回しもしやすい。ライダース風のデザインを盛り込んだ武骨ブーツでワイルドにキメよう。
サスペンダー付きクロップドは、サスペンダーを脇に垂らしてルーズさを加え、足元にヒョウ柄を選べば、ビジュアル系っぽい着こなしになる。カーゴなどのミリタリー系のクロップドパンツでクールにキメるなら、足元は上質なスウェード素材の万能ブーツがいいだろう。