渋谷系アメカジのアウトローファッションに使えるアイテム

メンズエッグやメンズナックルなどのアウトロー系ファッション誌に掲載されているような渋谷系ファッションとアメカジをミックスした渋谷系アメカジスタイル。アメカジ系のアイテムはときにガキっぽく見えるてしまうこともあるが、それは避けたいところだ。大人っぽくアウトローに見せるにはヴィンテージ感がキモとなる。そこでビンテージ感のある渋谷系アメカジに最適なアイテムとアウトローテイストのコーディネートを紹介する。

シャツ

ライトアウターの代表格として、秋や春のコーデにマストなシャツ。アメカジや西海岸スタイルとの相性も良いので、旬なきこなしには欠かせないアイテムと言える。ホワイトやベージュなど、全体的にライトなカラーリングをアイテムのベースに組んでいる場合、羽織るアウターは濃い色合いのシャツをチョイスするのが正解だ。モノトーン配色のブロックチェック柄なら落ち着いた着こなしを実現してくれる。

シャンブレーシャツには濃紺デニムを合わせることで、あえて上下のカラーの濃淡をハズし、スマートに仕上げるのがいいだろう。野暮ったくなりがちなデニムオンデニムスタイルをセンス良く着こなす際の参考に。シャンブレー加工ならではのウォッシュ&シワが、渋谷系アメカジのアウトローな装いにマッチすること間違いなし。薄手の生地ならスタイルを選ばず着こなせる。

深みのあるカラーを基調としたワークシャツは、ワイルドな風貌を残しつつ、スマートな印象をもプラスしてくれる優れもの。ワークパンツとの相性も抜群なので、西海岸テイストなスタイルを狙うにはうってつけのアイテムの1つだ。ボーリングシャツはレイヤードさせて秋らしい風合いを注入するのがいいだろう。ハットやレザーブレスなどの小物を加えればさらに効果的。

パーカ

カジュアルな着こなしにハマるパーカは、デザイン次第で様々なテイストを加えることが可能だ。そんな季節感をプラス出来るパーカを探すべし。生地が厚めなパーカの場合、暗色系のモノでは重くなりすぎる危険もある。こんなときは爽やかなトーンのパーカをチョイスしたい。軽やかさを残しつつ季節感もプラスしてくれるので、渋谷系アメカジスタイルをする上で重宝すること間違いナシ。

デニムなどブルーを基調としたスタイルと好相性なのが赤系のアウター。インナーがシンプルにして、派手なパーカで自己主張をカマしたいところだ。独特の存在感を発揮してくれるパッチワークのパーカなら、これ1着でオシャレ上級者の様相を醸し出す。適度なダーメジ具合のデニパンツを合わせると、ワイルドな雰囲気を加速してくれる。

ネイティブなテイストのインナーには同系色のブラウンパーカを羽織れば、秋の風合いを加速させること必至。シックなトーンのアイテムをスタイルに取り入れることで、手軽に季節感を封入することが出来る。ボトムスには爽やかなデニムパンツを組み合わせれば、王道の渋谷系アメカジのサーフスタイルが完成する。

ジャケット

ファッションの定番であるジャケットは、コーディネートの核になり得る重要なアウターの1つ。コーデに羽織るだけでガラッと季節感のある装いに変貌させてくれる存在感の大きさはさすがの一言。デニムパンツと相性抜群なデニムのカバーオールジャケットで、統一感のあるコーデが完成する。シャープな風合いに仕上げながらも、季節感を存分にアピールすることが可能だ。大きめのサイズをセレクトし、ゆったりとしたシルエットで着こなしたい。

カジュアルなコーディネートに、ミリタリージャケットを羽織るだけでワイルドな装いに仕上がる。ブラックボディとワンポイントでワッペンロゴなどがあると、スマートな風合いをも併せ持つ優良アウターとして重宝する。ミリタリーなアウターはデニムとの相性も抜群で、スタイリッシュな着こなしに仕上がること必至だ。ミリタリーの武骨なフォルムで渋谷系の男らしさをアピールしたい。

テーラードジャケットはスマートなシルエットで大人っぽい着こなしにマスト。色落ちした淡い色合いのデニムテーラードなら、カジュアルさとスマートさが絶妙に融合したアウターとして最適。コーデュロイパンツと組み合わせれば、異素材ながらも好相性で季節感のある大人っぽい雰囲気を演出できて、硬派で心地よいスタイルに仕上がる。

ライトアウター

カーディガンやジレ、ジャージなど、秋スタイルと相性の良いアウターはたくさんある。渋谷系アメカジのスタイルに合うアウターをチョイスして、ワンランク上のスタイルを構築するべし。白ベースのアウターは、それだけで清潔感を演出してくれるのがウリ。ジャージ系アイテムでまとめれば、スポーツミックスの要素を加えたスタイルが完成する。サラリと着こなすことで、適度にアクティブ感を主張できる。ハードなダメージ加工のデニムパンツに美麗なTシャツをオンすれば、適度にスマートさを加味できる。アメカジサーフなテキストを主張したい人にはうってつけのスタイリングだ。

デニム地のベストは、気軽に羽織ることが出来る秋のメインアウター。動きやすくほどよく温かいベストはアウトローファッションにおいても使い勝手がいいアイテムと言える。着古した感のある擦れ加工のあるものなら、適度に男くささを増幅できる。ナンバリングTシャツとデニムパンツを合わせれば、王道のアメカジコーディネートになる。落ち着いたトーンなら大人の余裕を感じさせる装いに。

ゆったりしたスウェットは、全体的にルーズなシルエットに仕上げるといい。ラフな印象が強くなりがちなスウェットだが、レトロなロゴ使いやモノトーンなカラーリングをチョイスすると、適度にクラシックな風合いを注入できる。またニットカーディガンもシックな着こなしに欠かせない。モノトーンの色味なら落ち着いた大人の着こなしができる。

インナー

ライトアウターを羽織るのは誰でも思いつく簡単な手段だ。レイヤードテクニックを駆使してインナーをチェンジすれば、渋谷系アウトローファッションのコーディネートの幅も広がり、お洒落上級者を気取れること間違いナシ。半袖シャツの下にネイビーのロンTをインナーとして駆使すると、落ち着いたカジュアルスタイルが完成する。少し色褪せたカラーをチョイスすれば、ヴィンテージ感も加味される。カラフルなシャツの場合は、色味を抑えたインナーをセレクトするのが正解だ。ただしブラックだと重くなりすぎて、カラフルなシャツの良さが消えてしまうので注意が必要。

ワークシャツの下にブラックのロンTをオンすると、男らしい武骨なワークテイストを加味させたレイヤードスタイルになる。開放感のある夏スタイルと差をつけるために、引き締まったブラックをインナーに取り入れるところがポイントだ。ロンTをチョイスしてもいいが、五分袖を選べば武骨さの中にも軽やかさを表現することが可能。

ボトムス

ショート丈のボトムスも渋谷系アメカジには合うが、やはりロング丈が基本と言える。カラフルなトップスを際立たせるなら、ボトムスはあえて淡いブルーのマットなデニムを組み合わせたい。フロントにフラップポケットを装備するなどアクセントのあるパンツをチョイスすることで、トップスばかりが目立ちすぎないように計算できる。

程よくヴィンテージ加工が施されたデニムなら、古着っぽさを加味したスタイルが作りやすくなる。オーソドックスなナンバリングTシャツにチェックシャツ、足元をブーツにすれば、大人のアメカジを気取ることができる。淡いベージュのコーデュロイパンツは、秋っぽさを出すのに最適。トップスと同系色のボトムスを選ぶことで、全体に統一感のあるスタイリングが可能となる。また、ピンクのスニーカーを履けば差し色効果を発揮して、絶妙なカラーバランスに仕上がる。


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