雑誌BITTERに登場するビタ女とはなんぞや?

雑誌BITTERをパラパラと見ていたらビタ女なるものが載っていた。BITTERはセレブカジュアルやリゾート系のファッションを提案するメンズファッション誌で、やや大人向けだが同じセレブ系のサファリよりも不良テイストが強い雑誌だ。艶っぽいセクシーなスタイリングを信条としている。

この雑誌にはビタ男と言う言葉も登場するのだが、今度はビタ女ときた。そもそも読み方もよくわからない、びたおんななのか、びためなのか。ビタ男はびたおだと思う(多分)。だからきっとびためなんだろう。まあなんでもいいや。ギャル男はギャルの男版。そんな感じでビタ男の女版がビタ女というわけだ。ていうかビタ男ってなんなんだ?

そもそもビタ男とは?

雑誌BITTERで使われている「ビタ男」なるもの。ビターな大人のイケてる男のことをビタ男というらしい。当然ながらいかに女ウケがイイかがビタ男の最重要テーマだ(しかし女はビタ男が男ウケを重視していると思っている)。その代表的なモデルはARATA。昔はメンズエッグでモデルをしていた田代新。漢字にすると随分と雰囲気が変わるが、ローマ字でARATAにするとなんとなくイケてる感じになるから不思議だ。

こんがりと焼けた小麦色の肌に短髪、そして整えられた髭、そしてオラオラなワイルド感を出しつつ、大人の男の色気を醸し出す。少々乱暴かもしれないが、つまるところビタ男とは最近街に溢れているエグザイル系といってもいいだろう。今度はビタ男が流行る!とばかりにメディアでもプッシュされたような気するが、果たしてこの言葉は流行っているのだろうか。「ギャル男」のようには定着してないのが現状だろう。

ビタ女とはこんな女

BITTERに載っていた言葉をそのまま書くと、「社会人として自立した生活基盤を確立させながら、幅広い交友関係もキープするなど、仕事もプライベートも充実しているイケてる女性。公私ともに充実した生活を送り、週末は夜の街でちょっぴりハメをハズす。文字通りリア充とも呼べる彼女たちをBITTERは『ビタ女』と命名」・・・そんな女がいるのかってぐらい完璧な女性のことを指すようだ。まさに「高嶺の花」と呼びたくなるほどのイイ女じゃないか。そもそもそんなイイ女が偽エグザイルみたいなビタ男に寄ってくるのか?なんていう疑問もありますが、そこはあまり考えないことにする。

ビタ女が出没するスポットは、クラブ、居酒屋、夜の渋谷&六本木・・・ようは夜遊びが好きな女ってことかい。なるほどビタ男といえばクラブであり、ビタ男のいるところにはビタ女もいると。ビタ女と出会いたい!なんて男は週末のクラブに行けば出会えるわけだ。ただし最旬トレンドを意識しているビタ女(どんな女じゃそれ)と仲良くなりたいなら、こちらもオシャレ度を高める必要があるそうだ。

また、彼女らは呑み屋で始発待ちや時間潰しをすることも多いとか。意識高い系でリア充で高嶺の花なのに、呑み屋で始発待ち・・・一体どういった状況なんだろうかそれ。意味がわからないがまぁいいや。ということで上記のことから、まずは渋谷か六本木のクラブでナンパして呑み屋に誘えばいいと。これでアナタもビタ女をゲット!・・・ホンマかいな。ちなみにクラブは、ageHa、CLUB ELF、club axxcisにビタ女率が高く、ナンパなれしたハイクラスな女が多いそうだ。

ビタ女の週末は忙しく、仲間と陽気に飲みやクラブで夜遊びをエンジョイすることで、ストレスを発散している。週末の昼間は半身浴や料理など、美容やオシャレにしっかりと気を使い、夜は仲間と合流して飲み&ご飯、そしてクラブへ。早朝にクラブを出て始発待ちをし、朝に帰宅。そして昼からショッピングへ。もう勝手にせいや!って感じだが、いやしかしハードな週末だ。ていうかただの遊び人じゃないのか・・。

もう薄々気が付いているかもしれないが、これってつまり遊び好きのギャルが、それっぽく取り繕っているだけでは・・・。ビタ女のファッションは「ヘソ出し」「ハイウエストのボディコンチックなライン」「セクシーさ」。完全にギャルですよ、お姉ギャル。完全にアバズ・・・いや失礼。ただのビッ・・・ゴホンゴホン、いやなんでもないッス。

ちなみにビタ女の代表として誌面に載っていたのが、レディースブランドGYDAプロデューサーの串戸ユリア。やっぱりギャルだわ・・・。ビタ女たちから熱い支持を受ける存在なんだそうだ。「ギャルにはない、まさにビターなイイ女のファッション」っていってるけど、そもそもGYDAってギャル雑誌JELLYやsweetなんかによく載っているお姉ギャルのブランドですやん。串戸ユリアもギャルってますやん。もうなんだかなぁ。このビタ女というネーミングは果たして流行るんだろうか。


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