BITTER掲載の実力派ブランドGENNARO(ジェンナロ)
大人の余裕を感じさせるカジュアルスタイルこそ、洒落た男たちが標榜する着こなし。そんなスタイリングをブランド設立以来、長きに渡って提案しているGENNARO(ジェンナロ)。都会的な大人の男が好むブランドとして、2000年初頭に設立され、すでに多くのファンを獲得しており、新作が出る度に注目されるカリスマ的存在だ。もともとは渋谷系発のブランドとして出発した経緯があり、流行の発信力においても絶大な力を誇っている。雑誌BITTERにもよく掲載されるブランドだ。大人の男を目指すなら、もはやジェンナロ抜きには語れない。
艶な男たちのセクシーなスタイリングに欠かせないニットアウター。暖かみのある素材であるのに対して、ボリューム出過ぎない美しいシルエット作りが出来るのが最大の魅力だ。寒い季節になると多くのブランドがウールアウターをリリースしているが、クオリティの高さと財布に優しいお値段などを比較してみても、GENNAROは格段にいい仕事をしている。素材重視の洒落た男は柔らかなウールアウターをセクシーにこなすべし。
秋冬の着こなしに取り入れたくなるのがショート丈のPコート。カッチリしたフォルムなので、アウターの中でも大人っぽさを醸し出すなら絶対にコレだ。しかも、落ち着いた色味ならどんなパンツとも相性抜群。なにかと合わせやすいのでヘビロテ必死。洗練されたデザインはまさに特筆ものだ。
ウール素材のダウンジャケットは本格ダウンなのに財布に優しいお値段。これを主軸に、シックな色合いでシンプルにまとめあげた大人のブラックカジュアルな着こなしがオススメだ。ウールアウターの代表格とも言うべきダッフルコート。GENNAROのそれは、よりスタイリッシュなシルエットで大人の芳香が漂う1枚といえる。細身のパンツと合わせることで艶っぽさとメリハリをプラスする。
大人っぽい品のよい着こなしに欠かせないニットは、ヴィヴィッドからダークトーンまで、豊富なカラーバリエーションがあるだけに幅広いスタイリングが可能になる。さらに、そのソフトで柔らかな質感は落ち着いた大人の男を表現するのにうってつけ。とくにGENNAROのニットは、艶っぽさやフォルム共にBITTER系のテイストを好む男たちに最適といえる。
使い勝手が良く着まわしに便利な薄手のニットソーは、Vネックなので胸もとをセクシーに彩ってくれる。カラバリも豊富だ。ウール素材を混ぜ込んだ温かみのあるミドルゲージニットは、深みのある色合いが魅力。人気のケーブル編みを採用しているので、装飾性豊かな1枚となっている。お手頃なプライスも嬉しい。
ケーブル編みのニットパーカは色味やサイジングなど全てにおいて秀逸。カジュアルの中に、爽やかさと大人っぽさが共存しているのがジェンナロだけが織り成す妙味といえる。色目の美しいニットパーカと中綿ベストの組み合わせに、チノパンをチョイスすると、いかにもな大人向けのBITTERなコーディネートになる。思わず実際に着てしまいたくなるほど、トータルで旬な着こなしになれるのがこのBITTER系の大人ブランドの魅力だろう。
艶感よりもカジュアルさを重視するなら、足元にエンジニアブーツを合わせるのが鉄板のコーディネートだ。人と被らないニット使いをするなら、足元テクで雰囲気を変えてみるのもいいだろう。色味のあるローファーで艶っぽくキメるのもありだが、王道のカジュアル路線を進むならエンジニアブーツ。合わせやすさを選ぶならブラックカラーがおすすめ。
男のファッションアイテムとして唯一無二の存在でるジャケットは、羽織るだけで男っぽくキマることはもちろんのこと、フォーマルにもカジュアルにも対応できるのが最大の利点だろう。GENNAROでは様々なシーンで使えるジャケットを続々とリリースしている。どれも大人っぽい出来栄えなので是非ともチェックしたい。本気度とこなれ感を醸し出すなら大人の男はジャケット一択だ。
アウターが落ち着いた色味だとより大人っぽい仕上がりになる。色味のあるジャケットでカラースタイルを形成するのもいいけど、もっと大人びた雰囲気を出すならアウターは落ち着いたカラーを選ぶのが正解。色で選ぶならインナー使いで楽しみ、さらに付け加えるのであればサングラスやバッグなどの小物ワークを活かすのが大人カジュアルの流儀というものだ。
落ち着いた雰囲気を出すジャケットに、リラックス感のあるスウェットパンツで抜いた感じに仕上げたBITTER系の着こなしは、半端だけどハンパじゃない極上のコーディネート。インナーにはVネックのカットソーでセクシーさを出しつつ、足元はスエードのローファーでパキッと仕上がりに。ラフな印象を与えつつも、ジャケット合わせならではの上品な雰囲気がたまらない。
洗練されたジェンナロのスーツもおすすめだ。ジャケット、スラックス共に着心地抜群のポンチ生地を採用した逸品。よりフォーマルに仕上げるならスリーピースでカッチリとキメたい。