JVスタイルを掲げるV系ブランドDEVIL(デビル)。

艶をまといロックを奏でる日本発のJVスタイル（ジャパンヴィジュアルスタイル）をコンセプトに掲げるV系ブランド、それがDEVIL（デビル）だ。同ブランドのアナーキーなロックマインドが、オーディエンスのハートを根こそぎジャックする。ヴィジュアル系ファッションを提案する雑誌Men's SPIDER（メンズスパイダー）にもよく掲載されている。メンスパではBlu-BiLLioN（ブルービリオン）やSadie（サディ）など、V系バンドのメンバーがモデルとしても登場している。

グラフィックと色鮮やかな文字がレトロテイストで街の視線をロックするTシャツ、グランジな風合いのダメージ加工ジャケット、スエット素材の黒サルエルパンツを合わせた、70年代と80年代を見事に体現したスタイリング。上半身には柄と色でインパクトを集めるのに対して、下半身は黒一色でスタイリッシュに引き締める、上下の異なるテンションにより生み出されるギャップが、着こなしにリズムを創出する。ダメージ加工が生み出すグランジの風合いが、陽気な柄にまた違った風合いをもたらしている。

ビックシルエットのロゴ入りカットソー、ピンクのバイカラーのサルエルハーフパンツ、インパクトな刺繍のキャップを合わせた、ヴィヴィットなピンクが映える90年代シルエットのスタイリング。気分を加速させるピンクをキャップとカットソーのロゴでシンクロさせて、見事な統一感を演出。大きめシルエットのサルエルショーツは、タイツとのレイヤードが基本。トップスも大きめを選ぶことでバランスが良くなる。ストリート系のみならずV系スタイルにもキャップは人気。可愛くとも本気にファンクな装いだ。

キュートなデザインのラグランスウェット、派手なプリント柄のハーフパンツ、ユニークプリントのキャップを合わせたスタイリング。ホワイトをスウェット素材のトップスで投入し、さらに街の視線を集める総柄ショーツをセットした上に、JVスタイルでも定番となりつつあるキャップで個性を強調する。コラージュとイラストで奇妙な世界感を具現化した、総柄テキスタイルを落とし込みんだ個性派キャップが、妖しくポップな印象。下半身も派手なオリジナルテキスタイルでインパクトは絶大だ。

7分袖のコイン柄ドルマンスリーブスウェットとチェック柄のボンデージショーツを合わせた柄と柄のスタイリングを、キャラクター性の高いニットキャップにて、ユニークにダメ押しする。ボディには様々なコインがランダムに並び、艶やかなパッチでセクシーさをトッピングする。七分袖だから軽やかだ。ショーツにアレンジしたボンデージパンツは、パンクス御用達のチェック柄がモノトーン配色でより都会的に。チェーンやフラップ、ストラップなど、パンキッシュな要素をショーツ全体へと配置している。

変型シルエットのカットソーと、同様にシルエットで構成を演出するサルエルパンツ、ともに色を揃えて統一感を表現。ラフに羽織ったレオパード柄シャツで現代的ロックンロールな装いに仕上がっている。クロップド丈の裾へとあしらわれた2連ストラップは、垂らしても結んでもＯＫ。インナーのカットソーにスカル柄とスターをプリントし、ジルコニアの輝きでコーディネートのよいスパイスに。青を基調とした配色のレオパード柄シャツとスカル総柄カットソーの色と柄のコントロールでロックンロールを鳴り響かせる。

ゆったりとしたトップスに対して、パンツはタイトな脚線美を描き出すレギパンをチョイス。色濃くパンクテイストを反映させたショーツを織り重ねることにより、動きのあるシルエットが完成する。フラップ使いがスカートを連想させるショーツとレギパンの重ね着で、スカル＆クロスが存在感を発揮する。スカルとクロスが両脚にプリントされたレギパンは、レイヤードにこそ活躍。ペンキを散らしたフラップとタータンチェック柄のボディはV系ファッションのブランドらしさ満載だ。遊び心ある重ね着でパンクス的なアプローチしよう。

10000円台から揃うリーズナブルプライスで、完璧なヴィジュアル系な艶男を創り出せるDEVIL(デビル)。美しく反骨溢れるロックなJVスタイルへとバージョンアップさせるなら、唯一無二な艶オーラで吐息を誘発するアクセサリーや小物を取り入れるのが近道。アクセと小物の煌きが、V系ファッションの男たちが目指すクールな色気を加速させる。

王道のリング同様にV系ファッションの必須アクセサリーといえばネックレス。ゴツすぎずスマートなモデルはリーズナブルでオススメだ。宗教的モチーフを飛び越えて、いまやファッションアイコンともなった聖母マリアをヘッド部分にデザインしたネックレスは、ぐるりと囲むストーンが光り輝いている。王者の象徴たる王冠をヘッド部分にあしらったモデルは、細めチェーンとも相性がよく、揺れ動く度にセレブなムードを周囲へと漂わせる。

腰まわりに圧倒的な存在感を生み出すウォレットチェーンは、コーディネートを引き締めるのに欠かせないアイテム。武骨すぎずV系コーデにハマる逸品が揃っている。重厚感のあるリング同士を繋ぐのは鋭い光を放つドラゴンの爪。ボリューム感もちょうど良く、ロックスタイルとの相性は他の追随を許さない。V系男子の手元でラグジュアリーに時を刻むリストウォッチは、機能的ギアであると同時に一種のステータスでもある。ブラックとシルバーのクールな配色のリストウォッチは、男らしくストリートテイスト満載。コーデ活躍度は高い。ホワイトとゴールドという配色が醸し出すウォッチは、ワンランク上のヴィジュアル系の男たちへ格上げするノーブルなムード。勝負の日からカジュアルな日まで全対応する。