アウトロー&エレガントなブラックスタイルにハマるデニム

アメリカでワークウェアとして生まれたデニムは、いつしかファッションを語るうえで欠かせない存在になった。そしていまや、テイストを左右するコーディネートのキーワイテムにまでのし上がっている。男臭さのあるデニムはアウトローファッションにも欠かせないアイテムだ。巷には様々なタイプのデニムがあるが、ワルな男ならスキニーなんて女々しいデニムは似合わない。しかしゆったりし過ぎているのも古臭い昔のヤンキーのように見える。一番合うのはやっぱりストレートだろう。ここではアウトロー、そしてエレガントなブラックスタイルにハマるストレートデニムを紹介する。

アウトローなブラックスタイル

男には世間のレールなんて関係ない、とばかりにワイルドにキメたいアウトローなブラックスタイル。そんな着こなしに似合うのはダメージ感のあるデニム。ダメージで個性を発揮するべし。いき過ぎない適度なダメージに、ジャストサイズのストレートシルエットを狙おう。リアルなユーズド感やリベア加工が上質さを感じさせる本物志向なデニム、タイダイにダメージを施し、インパクトを出した個性的なもの、ペイントやラメを取り入れて、ダメージデニムにトレンド感をプラスしたものなど、ダメージにも様々あるので自分に合ったものを探すのがいいだろう。

ダメージは男らしく、ハードなイメージが強い、アウトロースタイルではそのダメージを生かしてワルっぽさを出すべし。合わせるベルトは中太程度のハードなスタッズ付きがベストな選択。ハードなアイテムで強さを魅せ付けるべし。足元はワーク系のブーツでゴツさをアピール。コンバットなどゴツめなフォルムがアウトローファッションにはぴったりだ。

ブラックデニムならモノトーンなコーディネートのブラックスタイルで、スマートな大人のワルを気取ってみるのもいいだろう。アメカジっぽいシンプルなコーデをダメージ感でワイルドにキメるのもいい。またダメージだけでなく、スタッズを付けることでロックっぽいハードさも出せる。ペイントを重ねることで、よりハードかつワイルドになり、悪羅っぽさも出せる。ワルっぽさを出したかったら、あえて全身ブラックでまとめるのもいい。大人っぽくアウトローに魅せるには、適度な色落ちでヒゲやユーズド感を出したもので、シンプルな黒コーデにすべし。

エレガントなブラックスタイル

夜の男のごとくエレガントにキメたいならセクシーな美脚デニムで魅了しよう。プレーンなジャストサイズのストレートデニムで、やや色落ちなどがあるとデニムらしさが出る。コーディングで表情を出したインディゴデニム、ひざの色落ちがちょいどいいアクセントになるキレイめタイプ、裾などをポイントでコーディングを施し、個性をプラスしたものなど、様々あるので自分に合ったものを選ぼう。エレガントなコーデにマッチするノンウォッシュのものはスタッズ付きを選ぶとハード感を出せる。

アウトローなタイプとは違い、シンプルでダーメジがなく、少し色落ちしているぐらいが正解だ。合わせるベルトはベーシックなブラックベルトがイチオシ。プレーンなデニムにはシンプルなベルトがマッチする。足元はスタイリッシュな大人っぽさで魅了するべし。スッキリとスマートなフォルムがエレガントなスタイルにはハマる。

エレガントスタイルのデニムに合わせるトップスはテーラードジャケットが一番。モテたいならテーラードだ。エレガントでも男らしさは残したいなら、トップスはキレイめなシャツとレザーアウターでワイルドに。モードに着こなしたいなら、デザイン性の高いアウターを合わせるべし。デニムはピタッとフィットするタイプ。このシルエットの場合は色落ちが少ないほうがいい。ベーシックな色落ちデニムはシンプルだからこそ、コーデのアレンジも幅広くなる。個性派アイテムをプラスすれば、今っぽいストリートコーデに。


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